日本人が一生涯で必要な金額は、2億円とも3億円とも言われています。
あなたも日々、お金に接していると思いますが、そこには信じられない秘密が・・・!?
今回は、あなたが知りたくなかったお金の秘密を5つご紹介いたします。
硬貨は汚い!?
もしかしたら「お金触ったら手を洗いなさい!」と、親や先生から注意されたことはないでしょうか!?
何しろ、今あなたが持っているお金は、ほぼ100パーセント、不特定多数の見知らぬ他人が触れてきたものです。
想像してみましょう・・・。
コンビニのレジにいるきれいなお姉さんから「230円のお釣りです♪」と渡された小銭。
実は、それがコンビニ店長がトイレに行った後、洗っていない手で触ったものかもしれません。
さらに、その前には道端に落ちていたものを誰かがこっそり拾ったのかもしれないのです。
おまけに、小銭は触っていると指が鉄臭くなります。
そして、年季が入ったものは黒ずんでいる事もあり、「この10円玉使えるの!?」なんて思ったりするかもしれません。
しかし、小銭についている雑菌の数は、意外にもそれほど多くないんです。
2013年、微生物研究所は買い物によく使用される硬貨、3種類をそれぞれ10枚ずつ検査しました。
検査対象となった硬貨は、あちこちのお店から集められた「10円玉」「50円玉」そして「100円玉」です。
その結果、50円玉は平均13個、100円玉は平均6個の雑菌が検出されました。
そして、以外にも、見た目的に一番汚く見える10円玉は、雑菌が検出されなかったという結果が出たのです。
しかし、なぜ硬貨には雑菌が少ないのでしょうか!?
実は、1円玉を除く硬貨には「銅」が含まれており、銅は水分と反応することで殺菌作用が生まれます。
硬貨は、人の手に触れることが多く、手のひらの汗や水分に反応することで、自身を殺菌しているのです。
特に10円玉は、95パーセントが銅で出来ており、殺菌力が強力です。
そのため、10円生の雑菌は、ほとんど検出されなかったのです。
「10円玉を靴の中に入れると消臭効果がある」と言われていますが、これは銅の力で殺菌されているためなんです。
したがって、硬貨を触った後よりも、スマホの画面を触った後の方が手を洗うべきです。
紙幣はもっと汚い
それでは、紙幣についてはどうでしょうか!?
微生物研究所が行った検査では、千円札には62個〜440個の雑菌が付いていました。
硬貨より触る機会が少ないにもかかわらず、紙幣の方が汚かったのです。
なんとも不本意な結果ですが、なぜ千円札に雑菌がいるのでしょうか!?
それは、銅とは違い、紙には殺菌能力がないためです。
世の中に出回っていれば、たくさんの人が触るため、その分多くの雑菌が付着します。
しかし、この雑菌数はまだマシな方なんです。
調理後に軽く洗ったまな板には25,600個、濡れたままの歯ブラシには100万以上の雑菌が付着しているんです。
そして、人間の口の中には、1,000億個〜1兆個の雑菌がいるのです。
したがって、お金よりも人間の方が汚かったということですね。
お金は捨てられる
2004年11月から千円札の顔として起用されている医学者の野口英世。
その前までは、小説家の夏目漱石が千円札の顔でした。
いわゆる、新札と旧札です。
このように、お札のデザインが変わると、新札が流通し、旧札は徐々になくなっていきます。
これは、新札に統一するために政府が働きかけているためです。
では、それまでに使っていた旧札はどこに消えていくのでしょうか!?
国立印刷局によって印刷された紙幣は、日本銀行によって全国の金融機関に流れます。
ATMや銀行窓口などを通じて、私たちのお財布に入るわけです。
そしてまた、別の人やお店へと流れていった後、銀行の口座に貯金されます。
金融機関はそのような紙幣をずっと保存せず、定期的に日銀へ持ち込んでいます。
この時、紙幣は古くなっているため、廃棄処分されるのです。
紙幣の寿命は、千円札や五千円札が1年〜2年、1万円札が4年〜5年と言われています。
使えない紙幣は細かく裁断され、再生紙の原材料になるのです・・・。
この時、紙幣を処分している人たちは、どのような思いで紙幣を処分しているのでしょうか。
処分された紙幣は、トイレットペーパーなどに生まれ変わり、あなたのお尻をキレイにして最後を迎えるのです。ちなみに、寿命が過ぎたお札は、年間およそ3000トンあるとのこと。
枚数にして、約30億枚が廃棄されており、これがすべて1万円とすれば、1年で30兆円相当がトイレットペーパーへジョブチェンジしているんです。
1ドルはクソ高い
アメリカの1ドル紙幣は、およそ100円〜120円です。
それ以上でも以下でもないと思いきや、まれにとんでもない値段が付くことがあるのです。
それは、紙幣に珍しい通し番号があった場合です。
例えば、「100」や「1000」などのキリいい番号や、「123456」といった階段番号がこれにあたります。
「1111」、「8888」などゾロ目の番号もレア紙幣となります。
特に「00000001」のような若い番号は、コレクターたちが鼻息を荒くして探す逸品で、紙幣の状態が良ければ、約3,000万円以上の値段がつけられることもあるのです。
あなたも海外旅行にお出かけの際は、探してみてもいいかもしれませんね。
見つからないと思いますが・・・。
1万円がクソ安い
突然ですが、お金の価値はどのように決まるのでしょうか!?
金貨や銀貨なら、重さで価値がで決まりますよね。
ところが紙幣の場合、例えば1万円札などは、紙に1万円と書かれているだけです。
トイレットペーパーにもなるこの紙幣は、原価にしてみると約20円〜22円です。
そんな紙切れが、どのようにして1万円たる価値を保証しているのでしょうか!?
それは、発行している人たちの信用や信頼です。
政府がお墨付きを与え、あなたがそれを信じているため、1万円の価値が生まれるのです。
つまり、信用のない国や不安定な政府が発行しているお金は、信頼度がないため、お金の価値も下がってしまい本当の紙切れになってしまうのです。
ジンバブエドルがチャンピオンです。