今回は、配当利回りについて説明していきたいと思います。
「配当利回り」「配当金」ってなんだかイメージしにくいですよね。
「配当」は、配られる、分配される利益の事なのかなって何となく分かると思います。
なんだかちょっと難しそうな感じがする「配当利回り」「配当金」について分かりやすく説明していきますね。
前回の記事は個別株について説明しています。
ここから「個別株式どの株を買えば良いのかについてお話します」前回の記事へ行けます。
配当金とは何ぞや
まず「配当金」についてずばり説明します
配当金は、株価が上がることで得られる利益とは別でお金がもらえる仕組みです。
株価100円で購入した株が、株価500円になった場合、400円の設けが発生します。
株価が上がった事で得られる儲けは、利益であって配当ではありません。
企業によっては、株価の値動きとは別に配当金を出しているんです。
そこで気になるのが、配当金はいくらもらえるのか!?って事が気になっちゃいますよね。
配当金は、一株あたりに対しいくらと決められます。
では、「配当利回り」って何なんでしょうか。
配当利回りとは何ぞや
利回りは、例えば株価1,000円だったとします。
そして、配当金が20円を出しますとなった場合、利回りは2パーセントとになります。
日本企業で配当利回りが高いところだと、5.5パーセントくらいです。
当期の配当利回りは、株価と年間の配当金の予想金額の割合から出されています。
配当利回りで何が分かるのか?
では、配当利回りを見ると何が分かるのか?
配当金が出せるって言うことは、その企業は成長している、利益が出ている事を示します。
配当金が出ない株もあるの?
気になることとして、配当金が出ない株もあるのか?っ気になりますよね。
配当金の魅力
配当金の仕組みがわかったところで、配当金の魅力について説明します。
例えば、配当利回り5パーセントの株の場合、1株1,000円だと、1株に対し配当50円の配当金がもらえます。
50円だと大した事がないと思われるかもしれませんが、大量に購入している場合は物凄い金額になります。
同じ5パーセントの配当利回りで、株1,000円分を保有している場合、50万円の配当となります。
極端な投資例となりますが、株式投資家によっては全ての資産を株式に投資して、配当だけで生活している方もいらっしゃいます。
銀行の預金金利と株の配当利回りを比べる
銀行の預金金利と株の配当利回りを比較してみましょう。
銀行の預金金利は、0.002パーセントです。
株の配当利回が、2パーセントだった場合、銀行の預金金利の0.002パーセントと比較すると1,000倍になります。
株を購入して持っているだけで、銀行の預金金利の1,000年分もらえる事になります。
ずっと貯金だけ貯めている方にとっては驚きの情報なのではないでしょうか。
また、こちらの「今更聞けない日経平均株価」記事で紹介したように、長期的にみれば株価は上昇しています。
銀行に貯金し続けているだけであれば、株式に投資し保有する事で、貯金金利よりも遥かに高い配当をもらえます。
また、株を長期保有することで株価が上がり、利益も得られ可能性が高いのです。
最後に
今回は株の「配当利回り」「配当金」について説明しました。
株価は変動するものの、株には配当という楽しみがある事を知って頂けたらと思います。
また、注意が必要な点として説明している通り、株価同様、配当金も変動します。
個別の株式を選ぶ場合は、配当利回りに対し着目するもの投資手法です。
実は、配当利回り以外にも株の楽しみとしての副産物があります。
ご存知の方も多いかもしれませんが、それは「株主優待」です。
テレビなのでも特集などされているので、周りの方が実際に株主優待を受けられているって方もいらっしゃるかもしれません。
次回は、そんな「株主優待」について説明したいと思います。
最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。