銀行に貯金しておくだけでは、投資をしている人からみると「ほぼ、損している」と考えられています。
それは、前回の記事で説明した100万円を10年間貯金するのと、資産運用したケースからも分かると思います。
前回の記事は、「銀行貯金は10年預けても2千円しか増えない」から読めます。
それでは、資産運用しようと思った場合「何をしたらいいのか!?」って事になりますよね。
完全に初心者なので何したらいいのか!?
完全に初心者の人は何をしたらいいのか分からない状態だと思います。
誰しも最初は初心者です。
私も個人投資を始める前は、何をしていいのか全く分からない状態でした。
私が投資運用を始めたのは2004年でしたが、その当時はインターネットでの情報も限られていて、初心者が参加するには少しハードルが高い状況でした。
そこで、私が投資運用を始めた初心者ときに知りたかった情報だったり、これを知っておけば良かったと思った事などを出来るだけ分かりやすく伝えていきたいと思います。
投資するとはどうゆう事なのか?
では早速ですが、投資とは何ぞやって事です。
まず、投資を説明するにあたって、銀行の貯金は「貯蓄」となります。
「貯蓄」と「投資」の違い
「貯蓄」と「投資」の違いを説明します。
説明しますと言って、質問となりますが、

銀行の金利は、どうしてもらえると思いますか?
銀行は、皆さんが預けた預金を元に、そのお金を企業や個人に貸しているんです。
銀行の分かりやすい個人向けサービスで言うと「住宅ローン」などがあります。
銀行が行っているお金を貸しますサービスは、皆さんが預けている貯金で行っているサービスになるんです。
銀行はお金を貸している企業や個人へ、お金を貸している分に対し、利子を貰っています。
銀行を介して、間接的に貯金が貸し出されている状況を間接金融と言います。
大きな意味では、銀行にお金を預けるって事もちょっとした投資になっています。
しかし、銀行に預けて得られる年率は0.02パーセントなのでリターンが無いに等しいです。
何故、銀行は低金利なのか?
30年くらい前は、いわゆる「バブル」で景気が継続して良かった状態でした。
景気が良かったので、銀行からお金を借りる企業や個人が非常に多かったのです。
そのため、「バブル」の時代は、8パーセントの金利が付いていたなんて時代でした。
1年で8パーセント増える想定で100万円を10年預けておけば、貯金が約倍になるような凄い年率だったのです。
日本の景気は低迷してしまい、高い金利では企業も個人もお金を借りません。
そのため、誰もお金を借りないために低金利の今に至っているわけです。
投資とはお金を預ける先を変えること!
一昔前は、銀行にお金を預けておけばお金が増えた時代です。
銀行にお金を預ける事が、投資として成立していたのです。
でも、今の時代は銀行にお金を預けていても、お金が増えるなんて事はありえません。
そこで、投資する先を変える事が重要となってきます!
銀行以外にお金を預け、お金を運用して増やすことが投資です!
最後に
今回は、投資とは何なのかについて説明いたしました。
「バブル」の時代は銀行にお金を預ける「間接金融」でも、立派な投資として資産を増やす事が可能でした。
しかし今は低金利なので、銀行にお金を預けても投資としては成立しません。
そして、これから説明する投資は、投資を行う個人が研究や勉強をして、何を買ったら将来有望かを見極める事が必要となってきます。
なんだか難しいと思われるかもしれませんが、分かりやすく説明していくので安心してください。
それでは次回は、具体的な投資する先について説明していきたいと思います。
最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。